
理数科
理数科
事象を探究する過程を通して創造的な能力を育む
理数科とは
理数科は四年制大学進学を目標とした学科であり、理系に限らず、文系進学にも対応した教育課程を編成しています。学科全体が大学進学を目標とした集団となり、お互いに切磋琢磨しながら学習を進め、自らの進路実現を目指します。理数探究では、自らの興味・関心に基づいた理科・数学に関する研究を、グループ単位で進め発表をします。
この探究によって科学的・論理的思考力や問題解決能力を養い、大学卒業後の大学での学びにつなげていきます。進路講演会や大学見学、大学教授による出前講座など大学進学につながる行事も盛りだくさんです。
四年制大学進学を
目指したカリキュラム
01
クラス全員が大学進学という同じ目標に向かい、切磋琢磨
02
理系はもちろん、文系の生徒にも対応したカリキュラム
03
星の教室や御嶽山学など学校外での学びも充実
04
クラスの半数以上が国公立大学進学という確固たる進路実績
05
理数探究基礎、理数探究と段階を追って本格的な探究の実践
理数探究
1年次、2年次の2年間をかけて、各自がテーマ設定を行い、理科・数学に関する探究を行います。
1年次の理数探究基礎の授業では探究を進めていくにあたっての基本的な知識や技能を身に付けるとともに、2年次に行う探究テーマについて各自が考えます。研究倫理や実験・調査についての基本的な技能、結果のまとめ方や発表方法についても学び、次年度の本格的な探究・発表に向けて、知識技能を習得していきます。




2年次には1年次に学んだ基礎的事柄をもとに、設定したテーマに沿って探究を進めていきます。最終的な成果発表会は1月下旬に行われますが、それまでの期間に中間発表会や外部の発表会に複数回参加することで、プレゼンテーション能力を身に付けるとともに、外部の方の意見を参考に、探究をより深めていくことができます。
探究の内容は理科・数学に関する探究ですが、文系の生徒も探究を進めていく中で、データの読み取り方やプレゼンテーション方法など将来に役に立つ能力を身に付けています。
過去の先輩の発表の中には全国規模の大会で発表した探究も複数あります。
下記にある理数探究報告書をぜひご覧ください
星の教室
1年生は毎年夏に木曽町三岳にある東京大学木曽観測所で行われる星の教室に参加をしています。木曽観測所には105cmのシュミット望遠鏡があり、CMOS動画カメラの「Tomo e Gozen」で観測が行われています。木曽地域は大都市圏や市街地から離れており、夜の空の暗さが保たれている地域です。
また、標高が高く、空気もきれいなことから空気が澄んでおり、天文察には非常に適した場所でもあります。




実際の望遠鏡、Tomo e Gozenなどを見学した後、実習のテーマである「宇宙の年齢をもとめる」ことに挑戦をします。様々な実習からヒントを得て、複数人で相談をしながら様々なアプローチで宇宙の年齢を探っていきます。夜遅くまで大学院生に質問をし、解明をしようとする生徒も多くいます。
教室の最後には実習結果を発表します。プレゼンテーション能力はもちろん、大学院生や大学の先生などからの質問にも対応し、より知識を深めていきます。
また、天気が良い場合には夜、星空の観察会もあります。澄んだ空気の下で観る星空は格別です。


臨海実習
2年生は愛知方面に臨海実習に行っています。本校がある長野県木曽地域は太平洋へ流れ込む総延長229kmの木曽川の源流近くに位置しており、木曽川が下流域に与える影響は非常に大きいものです。普段暮らしている上流域では学べないことを実習を通して学習します。
まずは愛知県の美浜町にある愛知県美浜自然の家での磯の生物観察です。日本自然保護協会の指導員の方から知多半島の自然・水生生物についての講義をしていただき、磯観察の事前学習を行います。講義の中には化学式や二酸化炭素の実験も含まれており、生徒たちは普段の理科の授業の知識を活用しながら受講します。




講義の後は実際に海へ出て磯観察を行います。講義の中に出てきた生き物や海藻を実際の目で見て、生物の本質を学びます。普段、レジャーとして行く海とは異なり、磯観察として海を見ると、多くの生物がいることに驚きます。海藻の中には食べられる海藻もあることを知り、思わず食べてしまいそうになります。海藻の他にもフジツボや様々な貝を観察することができます。
磯観察を通して木曽川から流れ込んだ海で多様な生態系が構成されていることを知り、改めて木曽川の重要性について考えさせられます。また、普段は先生の話や教科書からしか得られないような知識を自らの目で得ることができ、多くの知見を得ることができます。
臨海実習の2日目はアクア・トトぎふでの見学です。臨海実習のテーマが木曽川が下流域に与える影響を知ることであり、1日目の最下流部である海から中流部へ上がります。アクア・トトぎふでは多くの淡水生物を実際に観察した後、学芸員の方の講義を受講します。自らが住んでいる上流部とはまた違う生態系が構成されていることを知り、木曽川の多様な姿を学ぶことができます。
臨海実習では愛知方面の企業見学も実習内に組み込まれています。社会とのつながりが深い企業見学に行くことができる貴重な機会でもあります。多くの生徒は企業と社会・経済の関係性および経済発展と自然保全の両立の大切さを学びます。


よくある質問
数学や理科ばかりの授業ですか?
5教科、体育、芸術、家庭、情報などすべての教科を学びます。また、生徒一人ひとりの進路や興味・関心にあわせて理科や社会では科目選択を行い、少人数で授業を受けることができます。文系・理系を問わない大学進学を目標としているため、受験に必要な科目については、通年の補習授業でさらにじっくり学ぶことができます。
文系への大学進学を希望していますが、数学がついていけるか不安なのですが?
数学は、2年次は習熟度別で授業をします。3年次は文理別に進路に応じた内容で、しかも少人数で授業を受けることができます。
勉強は厳しいですか?
自分の入りたい大学に進学することは簡単なことではありません。1年次からの積み重ねが何よりも大切です。しかし、ここには同じ目標をもった仲間がいます。切磋琢磨し、共に学び合い、目標実現に励んでいます。教員は優しく、分かる喜びを感じることのできる授業を実践しています。
クラブ活動や生徒会活動はできますか?
生徒のほとんどがクラブに加入しています。学習の時間とクラブの時間を分け、両立して取り組むことができています。また、生徒会活動にも積極的に取り組んでいます。

